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…どうも最近こなたのことが気になってしょうがない。 寝る時になってもこなたの顔が思い浮かんで、眠れなくなってしまう。 …べ、別にこなたのことが好きってわけじゃないんだからねっ!(この後に及んでまだ言う) で、でもこなたが私に懐いてくるのは、私としては結構嬉しいかも…///…えへへ …べ、別(SS始めます。) 朝、私とつかさが駅でこなたを待つ。 すると、こなたがものすごい勢いで走ってきた。 「か~がみぃっっ!!!」 私に抱きつく。私はもう飛ばない。 「私…かがみのこと大好き!!!結婚しよっ!!子供の名前は『こなみ』でいいよね!!」 ちょっ…あんたいきなり恋愛過程完全無視のハッピーエンドかよ。 それと、子供の名前…無理に私たちから取らなくてもいいんだぞ。 なんだか実況パワフルプロ野球… いや、なんでもない。 さっきのこなたの勢いのとばっちりをくらったつかさが、隅で泣いているのが見えた。 …あとでしっかり慰めてあげよう。が、今はこなたが抱き付いてきたという恥ずかしさと嬉しさでわりとどうでもよかった。 電車の中、こなたは私の膝を枕にして寝ている。 席を二つ分取ってしまうため、満員電車の中つかさが立つハメに。…あとでしっかり慰めてあげよう。 私たちは学校に着いた。 つかさが、いなくなってた。 こなたが言った。 「かがみと…同じクラスだったら良かったのにな」 「うん…私もよ」 お互い寂しそうに笑い合った。 つかさはあとでしっかり慰めてあげよう。 ●1時限目 授業が後半に差し掛かった頃。 突然私の教室の扉が開いた。 皆がその扉の方向を見る。 すると、背の小さい青い髪の少女が立っていた。 しかし、その顔は涙でぼろぼろに濡れている。 「ど…どうしたのよ、こなた?」 「うぅ…か…かがみぃ~~~っっ!!!」 そう言って脇目もふらず私に抱きついておいおい泣き出した。 訳がわからないが、こなたがあまりに切羽詰まってるようなので、私はこなたの頭をなでながら優しく言った。 「何があったの…?こなた…話してみて?」 「だって…だってえ…かがみがいなくて寂しかったんだもん…!!」 …1時限目でそれっすか。 じゃあ、どうやって昨日の晩を過ごした。 てゆうか、今までの高校生活どうしてたんだ。 このとき、私は未来を見ようとはしなかった。怖くて。 ●2時限目 次の時間は、調理実習で、B組との合同授業だった。 私は、嫌な予感がした。 しかし、そんな心配を余所に、こなたは持ち前の手際の良さで、カレーライスと肉じゃがとポテトサラダを2分で作り上げた。 その後は、ずっと私にくっついていた。 その間、こなたはずっと私に「好きだよ」と300回くらい言ったり、ご飯を食べさせたり、腕にしがみついたり、 髪をなでたり、ほっぺにキスしたり、耳をなめたり、胸を触ったり、服を脱がせにかかったり、してきた。 私はその一切を阻まなかった。 でもその後、黒井先生にやたらめたくそ怒られた。いや、確かにふざけてるように見えたかもしれないけど… ちょっと怒り過ぎなのでは?しかも泣いてるし。 怒られてる間、こなたがずっと私を抱きしめたままだったのが原因なのかもしれない。 ●3時限目 今度は、なぜか1年生との調理実習だった。 何故だ。何故に測ったようなタイミングで事が起こる。 ある時、一人の生徒が乱入してきた。 「柊こなたです」 「ちょっと」 私はこなたを嫁に向かえたのか。それはさすがに知らなかったぞ… 「かがみ~ん、だ~い好き!」 こなたは、私に抱きついてきて、頬にキスしてきた。 「こ、こなたぁ、は、恥ずかしいわよぉ…」 こなたが、私とイチャイチャしてくる。 みなみちゃんはゆたかちゃんの目を手で隠している。端から見るとそんなやばいのか。 パティは何か嬉しそうに写真を取っているようだが、ひよりは鼻血を出して悶絶している。大丈夫かしら。 あ…こなたのアホ毛が2本に増えてる。いや、それは関係無い。可愛いとは思うけど別にいい。 「かがみん、大好き。大好きだよ。ちゅっ」 「こなたぁ///…は、離しなさいよ~…!」 いや、まずい。このままではひよりが死ぬ。なんか机に頭を打ち付けてるし。 「かがみ、嫌いなの?私のこと嫌いなの!?」 違う。ひよりが、『マズイ』。自分の顔を火で炙ってるし。 「かがみに嫌われたら…私…やだよぉっ!!」 そんなことない。私がこなたのことを嫌いになるはずはない。でも、ひよりはマズイ。このままではひよりはマジで死ぬ。 排水溝に流されそうになっている。 この時間、私たちの行動で後輩を一人死なせてしまうところだった。 ●4時限目 私のクラスにて。やっぱ扉が開いた。 私は「来た」と思った。 ↑内心「(゚∀゚)キターーーーーーーーーーーーー」 「泉かがみを向かえに来ました」 「こなた…」 今度は私の方が嫁かよ。…いや…なんかもうだんだんそんな気すらしてきた。 昼休みの時間。 こなたと私は弁当のおかずをお互いに食べさせ合った。 いや…だって…それはぁ、こなたがどうしてもって言うからぁ…うふふっ。 お、つかさ。やっと来たわね。何してたの? ●5時限目 今度は、この学校では今までなぜか見たことのなかった2年生との、調理実習だった。ふーん。 つかさはみゆきに慰められていた。 こなたは、いつ来るのやらとハラハラしていたが、ちょっと体を交わらせただけで、すぐに戻ってしまった。 特に事が起こらなかったので、私は安堵したが、ちょっと寂しい気分だった。 …!!べ、別にこなたのことが気になってるわけじゃないんだからねっ! ●そして、6時限目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 全 校 集 会 。 私は考えることを諦めた。 全校生徒がずらっと並んでいる。 こなたはいなかった。 さすがに今日の事があるのか、黒井先生が私とこなたを引き合わせないように、こなたを隔離したらしい。 …ちょっと可哀想だけど、仕方ないか…全校集会だもんね… 校長先生の話が終盤にさしかかった頃、私はふとあることを思い出した。 こ な た が 格 闘 技 経 験 者 だ と い う こ と に。 その瞬間体育館のドアが開いた。 …のではない。ドアが、吹き飛んだ。 「かがみぃ~~~~~~~~~っっっっっっ!!!!!」 …そこまでやるか。正直、うるっときた。 飛ばされたドアが日下部の上に落ちた。しかし私は気にしな(ry) こなたが涙を流して、切ない顔で私の方を見ている。 「こなた…」 私の胸がキュンとなった。私はこなたの方に駆け寄る。 「かがみぃっっ!!!」 「こなたぁ!!」 お互いに走りよって抱きしめる。 「かがみぃ…!!もう…もう、かがみと離れるのやだからねっ!!」 「こなた…ありがとう、ずっと…一緒だからね!大好きよ!!こなた!!」 「うぅぅ…かがみぃ…かがみぃ…!!」 感動のあまり、つかさやゆたかちゃんが号泣している声が聞こえた。 感動して、峰岸に救出を懇願する日下部の声は届かない。 ひよりは…私にはもう見えない。 もはや、全校生徒が感動して、体育館が愛に包まれているようだった。 そうじろうさんまで泣いていた。何故ここに。 もう、こなたのアホ毛が3本に増えてオバQみたくなってるとか、ひよりがとうとう逝ってしまったこと(二日後に蘇生予定)とか、 その後ロッカーから金髪の女教師が出てきたとか、もうそんなことはどうでも良かった。 こなたと一緒にいられるんだから… ハッピーエンド。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!笑 -- 名無しさん (2022-12-23 15 43 28) ひよりが.....(笑) -- 名無しさん (2014-08-16 00 48 25) 体育館のドアを吹き飛ばすとは 恐ろしき力!!! -- ブレイブ (2013-01-16 17 39 32) ひ、ひよりがぁ……!!(笑) -- 名無しさん (2009-11-12 19 55 58) なにこれ? -- 名無しさん (2009-11-08 07 39 58) こなたかわいすぎるww めでたしめでたし -- 名無しさん (2009-11-07 20 20 15) 間違い泣くハッピーエンドwwwww でもやっぱひでぇw ひより死亡かいw -- 白夜 (2009-10-13 01 03 38) カオスすぎるwwwwだが素晴らしいハッピーエンドwww -- 名無しさん (2008-12-14 14 26 34) 調理実習多過ぎwwwww これは間違いなくハッピーエンドwwwww -- 名無しさん (2008-06-10 18 14 58) ひでぇハッピーエンドだwwwww そうか!これが愛の力か! -- 名無しさん (2008-06-08 16 50 56) なんちゅうハッピーエンドw -- 名無しさん (2008-06-08 02 36 37)
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こなたとモヤモヤ なんだろ?なんかモヤモヤする。 ベッドに寝そべり、寝ようと思ったけど眠れない。 まぁ、本当は原因なんてとっくに分かってるんだけどね。 まったく、なんでこう最近はかがみの事ばっかり頭に浮かんでくるのか…。 おかしいなぁ、私にはそういう趣味は無かった筈なんだけどな~…。 いっそかがみに告白してみる?いや、やっぱ駄目駄目。断られるに決まってるじゃん?なにを考えてるんだい私よ。 「まいったなぁ…明日起きられるのかなコレ?」 時間はもう深夜。 そういえば、なんかアニメは…あ~ハイハイやってませんね分かってましたよ。 「あ~…まぁ、アレだよ。このままでいいでしょ?」 そう、私が何もしなければ誰も傷付かない。私も、かがみも。 いやいや、そんなん嘘っぱちでしょ?ただ単に、拒まれたくないだけじゃないの?ただ…私が傷つきたくないだけでしょ? うん、否定出来ないネ。そこは素直に認めとくけど、それなら私はどうすれば良いと? このままでいれば、ゆる~い空気の中でずっと馬鹿やってられるし…ホラ、やっぱり変える必要も、変わる必要もない! 今までがそうだったし、これからだって今まで通り出来るよ。 ハァ…やっぱ今のまま…か。それはそれで苦しいけど…でもいっかな? ―――翌日 「お~すこなた。あんたがこんな早く起きてるなんて、なんか意外ね?」 「んぁ?なんだかがみんか。つかさは?」 「つかさは今日休み…ってなんだ?私じゃ不満か?」 犬歯を出して、頬を引き吊らせるかがみ様。 「おぉ恐っ!かがみ狂暴~♪」 「朝っぱらから大声で変な事叫ぶな!」 ……やっぱり、コレで良い。 いつも通り、こんなやり取りをやってれば…。…って、かがみ。なに驚いてんの? あれ?ていうか視界が… 「こ、こなた?アンタどうしたの?」 はい?それ、私が訊きたいんだけど。 本当に私はどうしてしまったんだろうか? 「あ…いや、私は別に本気で怒ってる訳じゃないのよ?ただ、いつものノリっていうか…ねぇ?」 かがみが慌てながら必死に取り繕ってくれてるけど、私の視界は歪んだまま。 あぁ、私、泣いてるんだ。 何で?何でだろ?あ、そっか…どうしようもないくらい、好きになっちゃってたんだね…かがみの事が。 「ちょっと…目にゴミ入っただけだよ」 私の嘘吐き…。 続く? コメントフォーム 名前 コメント 続かせるんだー!! -- 名無しさん (2023-06-02 11 21 06) 続けー!! -- 名無しさん (2010-07-29 12 19 02) 続きをー モ ヤ モ ヤ -- 名無しさん (2009-01-04 03 48 00) おいおい、『続く?』じゃなくて『続け!!』です。 作者殿、お願いします。 -- kk (2009-01-03 18 37 16)
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Side Kagami 「うーん…」 何だろ。 頭が痛い。身体が重い。寒気がする。 夕べ勉強してたときに暖房の温度低く設定しすぎたか? でも、学校行かなきゃ。 よいしょ、と身体を起こして、ベッドから降りて…あれ?目の前がくらくらする… ばたん。 痛い。 のは体調的な意味ではなく、物理的な意味だ。 要するに。 着替えようと起きたつもりが、盛大に「落ちて」しまったんだ。 「お姉ちゃん!?」 きっと隣の部屋まで聞こえるくらいの音だったんだろう。慌てた声が聞こえてきた。 そりゃ部屋の扉開けたら、姉が床に突っ伏しているのが目に入ったらうろたえるわよね… って私人事みたいだな。これ。 「38度7分…これじゃ学校行くのは無理だよ」 情けないことにつかさに半ば無理やりベッドに寝かされて、さっきまで口に咥えさせられ ていた電子体温計の数値を告げられ。 こうして、私は風邪で休むことになった。 テスト前だってのに情けないなぁ。 それに…あいつに会えないのは、寂しいし。 面と向かって口に出してなんて絶対に言わないけど。 言えば何を言われるかわかったものじゃないけど。 「お姉ちゃん?聞いてる?」 つかさの声に、はっと我に返る。 うだうだ考えてる間に、傍らでは小さな土鍋が湯気を上げてる。 「おかゆ作っておいたから、食べられるときに食べといてね。薬も置いといたから」 ああ。 こういう時のつかさは本当に頼りになる。 普段は天然でぽやぽやだけど。いざという時にはきちんとやる子なんだ。 つかさはいいお母さんになれるよね、なんてぼんやりと考えてた。 「今日なるべく早く帰るね」 「気にしなくていいわよ。こんなの今日一日寝てれば治るって。それに姉さんもお母さん もいるんだから」 「ん…でも心配だもん」 「いいからあんたはさっさと学校行きなさい。遅刻するわよ」 「はう!ご、ごめんねお姉ちゃん!ゆっくり寝ててねー!」 ばたばたと慌てて出て行くつかさを見送って。 それじゃ、つかさ謹製のおかゆをいただいて、薬を飲んで寝るとしましょうか――― Side Konata いつもの昼休み。だけど、何かが足りない。と思っていたら、 「かがみが休み?」 「うん…38度も熱出しちゃって。今日一日寝てれば治る、って言ってたけど」 「この季節は特に気を使わないとすぐ風邪をひいてしまいますからね」 「お姉ちゃん受験が近いからって夜中でも頑張っていたから…」 「うーん。かがみもバカじゃなかったってことだね」 「こ、こなちゃん…」 「冗談冗談だよつかさー」 そう。 かがみは私なんかと違って頭いいんだから、そんなの知ってる。 大体私だって風邪ひくんだから、「バカは風邪引かない」なんて間違ってるよね。うん。 いつかみゆきさんが「夏風邪はバカがひく」って言ってたけど。今は冬だし。 しかし、かがみが風邪かぁ…これはある意味チャンスかもしれない! そう思った瞬間。 脊髄反射で身体が動いていた。 「ねえつかさ」 「何?こなちゃん」 「帰りにさ、かがみのお見舞い行っていいかな?」 「うん!きっとお姉ちゃん喜んでくれるよ!」 やった。 二つ返事でOKしてくれたよ。まぁつかさは断らないだろうと思ってたけどさ。 それにしても、やけに勢いよかったな。 隣じゃみゆきさんがいつものにこにこ顔で見てるし。 「みゆきさんも一緒にどうかな?」 「え?あ、あの…ご一緒したいのは山々なのですが…今日は家の用事で早く帰らなきゃな らないので…申し訳ありません」 「そっかー…じゃあしょうがないよね」 残念。 でも、ちょっとだけお家の人に感謝。なんて不謹慎かな私。 みゆきさんをのけ者にするつもりなんて毛頭ないけど、やっぱり私が一番、かがみに会い たいんだ。 突っ込み分がいないと私のネタも切れないし、それにこの機会に病床のかがみに萌えてい たいしね。 え?いつかもやっただろ?昔の話は忘れたな。 本当の本音は、やっぱりかがみが心配だからだよ… なーんて。口に出して言うなんて私のキャラじゃないよね。うん。 何はともあれ。 決行は放課後。かがみんのためにエネルギー充填しておかないとね。 「泉ー?ええ度胸やなぁ?」 …充填しようとして寝てしまって頭にでっかいたんこぶ作っちゃったのはご愛嬌だよ。 Kagami Side 「ん…」 よく寝たなぁ。まだ身体はだるいけど。 枕元の時計に目をやると、もうとっくの昔に学校終わってる時間か。 つかさのおかゆ食べて、薬飲んで寝たのが大体9時くらいだから…6.7時間は寝てたのか私。 そういえばつかさ遅いわね。早く帰る、って言ってたのに… 「んー…相変わらずかわいい寝顔ですなぁかがみん♪」 「!!」 いきなりこんな声が飛び込んできた。 「ちょ、あんた…」 「おはよ…きゃんっ!」 ごっつん! ………不意に聞こえた声に反応して。 思わず回りも何も確かめずにそれはもう勢いよく起き上がった結果。 一瞬、私の目の前に火花が散ったのが見えた…星が見える、って言うけどあれ本当のこと だったんだなぁ。 「…あいたたたた…見舞いに来て間もないのにもう情熱的なキッスでお別れ、ってアレで すかかがみ様…」 「どこの死神だ私は!」 「わかってくれるかがみんに萌え」 「…いろんな意味でだるいから突っ込まなくていいか?」 はぁ。 まったくこいつは…。病人を何だと思ってるんだか。 でも。 あんな勢いよく起き上がってしまったのは。 こなたが来てくれた、って事実に舞い上がってしまったからなんだよね…本当のところは。 「で?何しに来たのよ」 「うわ辛辣なお言葉。さっき言ったじゃん。お見舞いに来たって」 「あんたの見舞いは人の寝顔眺めてニヤニヤすることなのかよ。いつかもやったよな?」 「昔の事は忘れ…うにゃあああああああ痛い痛いかがみさまー!」 くだらない事を言おうとしてたので、とりあえず拳でぐりぐりしてやったら、涙目になっ たので、かわいそうだからこのくらいにしておいた。 …ってか可愛い。 「あうう…意外と元気そうじゃんか」 「さっきまでぐっすり寝てたからね。おかげで少しは持ち直してきたわよ。それよりつか さはどうしたのよ?」 「ん?夕飯の買い物だって。『こなちゃんがついてくれてるなら安心だよ~』って言って くれたよ?」 「そっくりそのまま声まで真似しなくていい。ってかマジで似てるからやめい」 「んーかがみんはツンデレだなぁ」 「ツンデレ言うな」 大体私のどこがツンデレだって言うのよ。 そりゃこなたが来てくれたのは嬉しかったし、でも嬉しいはずなのに素直に口にできない なんて…ってあれ? そもそもツンデレって何だっけ? あー…長年こなたと付き合ってきてそんな事にも頭が巡らないなんてやっぱり調子悪いわ … 「んーかわいい寝顔みせてもらったし、かがみんのツンデレも見られたし、満足満足」 「あんたね…」 そもそもお見舞いってそういうもんじゃないだろうが。 と、言おうとしたのに。 「でも、かがみに会いたかったのは本当だよ」 なんて。 何でもないようにサラリと、こんな嬉しいことを言ってくれるなんて。 反則だ。 「な…いっつも会ってるんだから今日一日くらい我慢できなかったの?」 なんて、自分でもわかるくらい真っ赤な顔で言っても。 私も正直こなたに会いたかったんだから説得力なんて全くない。 「おお…これぞツンデレ…」 「悪かったわね」 言うと思った。…ってかやっとさっきの意味がわかったわ。 こんな反応するからだ。きっと。 「そんじゃ私はこのくらいで帰るよ…と、その前に」 「何よ?」 帰る、と言いながら何でまたベッドに乗っかるんですかこなたさん。 だんだん顔が近くなってるし… ちゅ。 …間近に迫ったこなたの顔。 その距離がゼロになったのを感じて。 やっと、こなたにキスされた、と自覚した。 「…な…な…あんた…」 何の心の準備もしてないのに。 いきなりの事に頭が混乱する。 「最後は情熱的なキッスでお別れ♪幾千にも、幾万にもごきげんよう~かがみん」 こいつはこいつで。 例の猫口でしてやったり、な顔で。 キスを済ませるとひょい、とベッドから降りてネタをかましてさっさと部屋を出て行って しまった。 …あいつ…明日覚えてなさいよ… 後日談。 「全く…こなたの奴、見舞いに来ておいて何してんだか」 「それは泉さんなりの思いやりかもしれませんよ」 「うん…それは前に聞いたけどね。ってか今日こなたは?」 「こなちゃんも今日は風邪でお休みだって。お姉ちゃんのが移ったのかな?」 「まさか。アイツがそんな玉かっての」 そうか、こなたが風邪か…ふっふっふっふっふ… 復讐するは我にあり。放課後アイツの家に押しかけてやろう。 「お姉ちゃん口ではああ言うけど」 「実はとても泉さんが心配なのですね」 「こなちゃんも昨日はこんな感じだったよね」 「お互い相思相愛でいいことですよね」 なんてのほほんと何か聞き捨てならない台詞が聞こえた気がするけど、そんなの今の私に は聞こえない。 さて、どうやってリベンジしてやろうかしら。 一方泉家。 「ふふ…かがみの風邪ならうつされても本望…でも、キスで本当に風邪移るんだねぇ…」 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-05-30 17 05 43) 神 -- 名無しさん (2021-01-05 02 41 58) 好きな人から風邪うつされると、風邪でしんどくてもテンション高くなるよね -- 名無しさん (2011-02-17 03 24 05) ラブラブでいいなあ… -- 名無しさん (2010-12-04 18 35 59)
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風が一層冷たくなり、空に広がる曇天とは対照的に真っ白な雪が落ちてきそうな休日の話。私は柊家を訪れていた。 「おー。やっぱり冬と言えばこたつとみかんに限るよねー」 かがみの部屋へと通され、真っ先に私の視界へと入った物。人一人がどうにか足を伸ばせる程度の小さなこたつ。その上には籠に入れられたみかん。この二つだった。 「全く。お年寄りみたいなこと言っちゃって」 かがみは呆れ顔になりながら座り込む。そしてこたつにその足をしまいこんだ。私はかがみの対面に座る。視線が低くなったことにより、ふとある物が目に付く。 「……でもかがみはみかんだけで十分みたいだねー」 「う、うるさいわね!」 抗議の言葉に反して。かがみの前には私が来る前に食べたのであろう、みかんの皮が散乱していた。 ゴミ箱に入れることさえ忘れる程食べていたのか。かがみらしくて笑いが込み上げてくる。 「何笑ってるのよ?」 「なんでもないよー」 「……?」 怪訝な顔をするかがみを横目に、私は籠のみかんへ手を伸ばす。かがみの手も私の後に続いていた。……一体何個目なんだろう? そんなことを思いながらも、世間話に花を咲かせる。些細なことでも、かがみと話せれば心が暖まる。 一通りの話が終われば、今度はテレビを見る。二人で過ごす、静かなまったりとした時間。 決して嫌な一時ではない。だけど……何か物足りない。 さっきとは違いテレビだけに注目するかがみに、私は退屈感を持て余した。特に意味も無く、小さなこたつの中で足をパタパタと上下に動かしてみる。すると……。 「いたっ!?」 反動で勢い良く伸びた私の足が、かがみの足……しかも脛辺りにクリーンヒットしてしまった。 「ご、ごめんっ」 悪気は無かった。だから来るであろうお咎めを免れるため、直ぐに謝る。 私の気持ちを汲み取ったのか、かがみは困ったような顔で一つ溜め息をついた。 「はぁ……次からは気を付けてよね」 その言葉にこくりと頷く。しばらくは反省を示す為にテレビを見ながらぬくぬくする。……だけどやっぱり退屈な時間に変わり無かった。 かがみー、暇だよ。 声にならない叫びを心の中で繰り返す、その時だった。私の脳が何とも素晴らしい退屈しのぎの案を思いついたのだ。余りの名案にニヤニヤしそうな表情を引き締めながら、かがみの方を確認する。視線は相変わらずテレビに集中していた。カウンターを食らう可能性が皆無なのを認識し、私は思い切って行動に出た。 「うりゃ!」 「きゃあ!? い、いきなり何よ!」 私は器用な足指捌きで、かがみのわき腹をくすぐってみせたのだ。そして案の定、かがみはこっちを向く。更に可愛い声まで聞けた。よし、大成功。 「えー? かがみが次からは気をつけてって言ったから、ちょっと気を遣ってわき腹にしてみた」 「……おい。意味が分からないぞ、その気遣いは」 顔をほんのり赤めたかがみを見て、私の中の何かが膨れ上がる。 そしつ更なる追撃の為、私はこたつから下半身を出し上半身を中へと潜らせる。外に出した足は寒く、視界は真っ暗に近い。そして顔が暑くて息苦しい。 悪条件の三拍子にも関わらず、私はかがみの身体へと手を伸ばす。 「うりゃりゃりゃりゃー!」 「ちょ!? あははっ……こな、た……やめ……なって」 「ふっふっふ! まだだ、まだ終わらんよ!」 笑いを堪えて苦しそうな、だけど可愛いかがみの声に私の動きは止まることを知らない。当初の予定は、くくすぐることで私を気にかけて欲しかった。それだけだったのに……。 「こ、こな……や、めっ……んぁっ!」 やけに艶めかしい、くすぐりの域を越えた声。 ……正直、これは堪らん。かがみのあげる声に暴走した私は。此処がかがみの家ということなど気にせず、行為に夢中になる。 何かカタンと音が聞こえたけど、私はなりふり構わずくすぐり続けた。 ……それがいけなかった。 そう感じた時には既に、扉がガチャリと開けられていた。 「お姉ちゃん、こなちゃん、クッキー焼いて来たよー! 食べ……」 「ああんっ……こ、こなた……もう……だ、め……」 気分良くクッキーを持って来た妹と、あからさまにいかがわしい嬌声をあげた姉の声が重なって響く。 その瞬間、この場を沈黙だけが支配した。 慌ててこたつに潜らせていた上半身を出すと、各々の理由ど硬直しているのであろう、顔を真っ赤にした双子がいた。 「つ、つつつつかさっ!? い、今のはこなたがくすぐって……!」 「……た、食べないよねー!」 「だ、だから違っ」 「ごゆっくりぃぃ!!」 聞く耳持たず。つかさは逃げるように部屋から出て行った。そんな妹の背中に手を伸ばすようにしていた姉の顔色は、まるで血が通っていないように青白かった。これはまずい……。 「こ……」 「あ、あれー? つかさはどうしたんだろうね? 私呼んでく……」 「こなたぁぁぁ!!!」 「ご、ごめんなさい! 許してかがみ様ー!!」 「許せるかぁ!!!!」 この後、私がこっぴどく叱られたのは言うまでも無い。鉄拳制裁にプラスして、みかんまで飛んで来たのだから。まあ確かに悪いのは私だから仕方ない。 だけど、途中までは万更でも無かったくせに……。 こんな不満を抱きながら、私は柊家での休日を過ごすのであった。 「か、かがみ。みかん食べる?」 「いるかっ!」 おわり。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-06-03 20 09 22) 面白いw笑えてけど、ちょっとエロいようでそうでない絶妙さがイイ! -- 名無しさん (2008-12-17 23 16 44)
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こなたに彼氏が出来た。それはかがみにとって衝撃的な出来事であった。 昼休みの昼食時、こなたは彼氏が出来たと告げた。 その報告をするこなたの嬉しそうな顔を見てかがみは、複雑な気持ちになる。 「でさー、いつも放課後にゲマズとか行こうってなってね」 こなたと同類の彼氏らしい。気もあうのだろう。かがみは、つかさの作ったウインナーをフォークで刺すと、口の中に放り込んだ。 あまり味がしない。というより味を感じない。 「そうか、こなたにも彼氏か」 平静を装うためにもなんとなくつぶやいてみた。だけど、その言葉はより一層かがみを悲しくさせただけであった。 (なんで私、こんなに悲しいんだろう) かがみは疑問に思った。こなたに先を行かれたから? 恋愛が羨ましいから? 友人としては普通、喜ぶべきところなのだろうが、やはり悲しみと憂鬱さが増していく。 「かがみも、頑張れば出来るって!」 その慰めの言葉もただ空虚に響くだけだった。 おかしい。午後の授業中、かがみはそればかり考えている。 このよくわからないもやもやはどこから来て、どこへ行くのか。当ての無い感情の発露はどうすればいいのか。 かがみは自分でもよくわからなくなっていた。 (このせつなくて、やるせない気持ちはどうしてやってくるだろうか) 原因はこなたにあるのはわかっていたが、その原因からどうしてこの症状が出てくるのか見当もつかなかった。 放課後、こなたは彼氏とそのままどこかへ行くらしく、つかさと一緒に帰っていた。 かがみはいつもと違う帰り道に寂しそうにうつむいている。そんな様子を吹き飛ばすように、つかさは大げさに 「それにしてもこなちゃん、羨ましいね」 「まさか、あついに先を越されるとは思わなかったわ」 「お姉ちゃんも、頑張れば出来るよ」 こなたに言われたことをまたつかさに言われる。落ち込んでいることがつかさにもわかるらしい。だけど、その励ましの言葉はなんの意味を持たなかった。 「あーあ、こなたがいないと調子が狂うわ」 そういった後、かがみは悲しくなった。ここにこなたがいないことは、確かに調子が狂うのだが、それ以上の喪失感があった。 それきり、かがみとつかさはしゃべらなくなった。かがみはずっと押し黙ったように下を向いている。 (この胸を締め付けられる痛みはなんなんだろう) 自問自答しても回答は返ってこなかった。ただ、こなたの喪失を感じ、物足りなさが心に残っただけだった。 自室にこもり、予習、復習していたら結構な時間になっていた。 今ごろ、こなたはなにをしているのだろうかと、ふとかがみは思った。 そして、こなたに電話でもしようかと思い、電話に手が伸びた時、かがみの手が止まった。 もしかしたら彼氏と電話しているかもしれないし、邪魔しちゃ悪いかもと考えたのである。 そのとき、かがみは自分が泣いていることに気がついた。 (あれ、どうして私、泣いているの?) ポロポロと落ちてくる涙を前にして、狼狽する。意味のわからない涙は、しかし、意味を持って出てくる。 こんなとき、急にこなたに会いたくなる。だけど、こなたに会えない。 (こなたぁ、こなたぁ) かがみは何度も心の中で叫ぶ。こなたを感じていないと悲しくて胸がもやもやして、苦しかった。 やっとかがみは気がついたのだ、こなたが好きであると。 はじめて失って気がつく恋心は、もう行き場を失っていた。 淡くてむなしくて、そして悲しかった。 かがみはその晩、ずっと泣き続けた。自分がこんなにも弱い存在だとはじめて知った。 (こなたがいないと私、なにも出来ない!) その心の叫びはこなたの元には届かない。ただ、空虚を漂うだけであった。 翌日、通学中にかがみはこなたと会った。 それは以前と同じ日常であったのだが、かがみはこなたに会って嬉しくなった。 こなたの声も、顔も、体も、すべて愛しくてすべて悲しかった。 (強くならなくちゃ) かがみは決心する。 (こなたの彼氏に勝てるほど、強くならなくちゃ) こなたと会話しながらかがみは何度も決心する。この誰よりも好きなこなたを誰よりも愛せるように。 性別の垣根なく、女同士だろうと構わない、そんな強い人になりたいとかがみは願った。 「どったの、かがみ? 今日はなんか変だよ」 「なんでもないわよ。あんたこそ、彼氏がいるからってちょっと浮かれているんじゃない」 「えへへ、かがみ、嫉妬してる」 「そんなわけないでしょ!」 こなたにつっこみながら、かがみはこの掛け合いが楽しいと感じた。 こんな日常、こんな掛け合いのために、かがみは頑張ろうとしているのかもしれない。 放課後、かがみはこなたのクラスにやってきた。 「お、かがみん、帰るの?」 「うん、つかさを呼びに来たの」 「つかさなら職員室に呼び出されていたよ。だから、先に帰ってだってさ」 「じゃあ、」 かがみは思い切って言ってみる。 「一緒に帰る?」 「いやー今日もちょっと……ね」 頭を掻きながら、こなたは悪そうな顔をする。また、彼氏と帰るのだろう。 「そう……」 かがみはちょっとだけ悲しくなったが、落ち込んでもいられないとすぐに立ち直った。 「へへ、かがみ羨ましい?」 こなたが悪戯な笑みを見せる。 「そうね」 穏やかにかがみは答えた。こなたはその回答を聞いてちょっとだけつまらなさそうにしている。つっこんで欲しかったのだろうか。 しかし、その先に続く言葉は、彼氏が羨ましいになるのだろう。 「おーい、こなた。行くぞー」 こなたの彼氏がクラスにあらわれて呼んでいる。 「じゃあね、かがみ」 というと、こなたは足早に彼氏の方へ行った。かがみは無言で別れると、その二人に背中を見せた。 (絶対に、) かがみは、心の中でつぶやく。 (絶対に、こなたを振り向かせてやるんだから) このとき、かがみはこなたの彼氏に宣戦布告したのだった。 後編に続く コメントフォーム 名前 コメント 行けー!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-03-13 05 12 14) こういゆーの好きw -- 名無しさん (2014-08-29 23 21 46)
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私とこなたが付き合い始めてから数ヵ月。 その日、こなたはずっとソワソワしているみたいだった。 「かがみ~、何かして欲しいこととかない~?」 「薮から棒になによ」 「何だって良いじゃないか、かがみんよ」 う~~ん、こなたにして欲しいこと、かぁ……。 「ん~……宿題や受験勉強かな?」 「う゛……私がするんじゃなくて、かがみにしてあげたいんだよね……」 こなたに私がしてもらうことかぁ。 美味しいご飯でも作ってもらおうかな……。 ……でも、最近体重が……。 あんまり重くなって、こなたに嫌われたら嫌だから、我慢しなきゃね……。 「かがみ~、ないの~?」 「そうね、特にないわ」 「それじゃぁ困るんだよ、かがみん」 「なんで困るのよ」 おうむ返しについ聞いてしまう。 「むぅ、かがみは今のままでマンゾクなのかね~?」 「そうね……強いて言えば……」 キ、キスとかしてくれたら、嬉しいけど……。 で、でもそんなこと言えるわけないわ!! 「やっぱりないわね」 ま、マズイわね、顔が熱くなってる……。 こなたに見られたら、また……。 「かがみ、顔真っ赤になってるよ~?何想像してるのかなぁ~?」 遅かったみたいね……。 「な、何でもないわよ……」 「ほらほら、怒らないから、お姉さんに正直に言ってみなよ~」 「アンタみたいな姉をもった覚えはないわよ!」 「あはっ☆」 「『あはっ☆』じゃないわよ。もう、いったい何が目当てなのよ」 絶対なにかあるわね……。こなたが理由もなしに、こんなこと言い出すなんて信じられないわ。 付き合ってからも、こなたはこなたのまま、ちっとも変わってない。 まぁ、そんなこなたが好きなんだけどね……。ってなに恥ずかしいこと言わせてるのよ! 「そんなのないよ。ただ純粋にかがみに、喜んでもらいたいんだって~」 「こなたが?私に?何か裏がありそうね……。ドッキリでした、とかじゃないでしょうね……」 こなたが私に普通に優しくしてくれるなんて初めてだから、なんか恥ずかしい……。 「そんな信用されてないのね、私は……」 「自分のいつもの言動を省みてから、もう一度同じことを言ってみなさい」 もっと、いつも優しくしてよ………。 「そうだね~、目当てがあるって言えばあるかな?」 やっぱりね……。どうせそんなことだろうと思ってたけど……。 「また宿題?それとも寄り道?」 だいたいこのどっちかのパターン。 さ、どっち?私の予想では、ゲ○ズ行こう、ね! 「恋人である、かがみの笑顔を見たいだけだよ」 なぁッ………!? 「こ、こここ、こなぁ……!?」 「呂律がまわってないよ、かがみん」 は、恥ずかしいことを堂々と……!! こなたの顔がニヤニヤしてる……。私の反応見て楽しんでるな……! それはわかってるけど、やっぱり……。 「まぁ、そんなわけだから、遠慮なく言ってよ」 「う、うん…………」 私の完敗……。 「かがみ、ホントにこんなので良いの?さっきも言ったけど、遠慮しなくていいよ?」 「いいのよ、これで」 『こなたと少し散歩したい』 それが、私の頼んだお願い。 こなたと私がいつまでも一緒にいられるとは限らない。 違う大学になったら、今みたいに毎日会うなんて出来ないし……。 それに、もし……こなたのことを信じてるけど……万が一、こなたに飽きられたら……。 そんなときのことを考えたら、それまで少しでも、1秒でも良いから……。 こなたの側にいたい……。 温もりを感じていたい……。 私は臆病で寂しがりだから、いつも嫌なことばっかり考えちゃうけど、こなたが一緒にいるときだけは、それも忘れられる……。 「かがみん」 「なに?」 「今………幸せ?」 「えっ………?」 こなたの突然の意味深長な言葉に、私はこなたの方を見た。 その横顔は、どこか寂しそうで、どこか畏れてて、どこか弱々しかった。 「かがみ、今日は鏡開きの日だよ」 「そうね……」 鏡開きと幸せになんの関係があるの……? そう思ってると、こなたは携帯をポケットから出して、私に見せながら文字をうち始めた。 液晶画面には、こなたの指にあわせて文字が表示されていく。 かがみびらき ピッ かがみ日らき 「かがみ、わかんない?」 「う、うん、ちょっと……」 かがみ 日 らっきー そこまできて、ようやく私は気付いた。 「鏡開きの日は、かがみにとってラッキーな日であって欲しいんだ」 「こなた……」 こなたがそんなこと思ってたなんて……。 私、勘違いしてた……。ごめん、こなた……。 少しの間続く静寂。 それを破ったのは、こなた。 「かがみはいつまでも、変わらないでいてくれる?」 えっ……? 私は、思わず聞き返しそうになる気持ちを抑えた。 ―――こなたが、泣きそうな顔になってるから。 「私の性格、他の人の視線、マンネリ化……」 こなたがぽつりぽつり、と言っていく。 「かがみの気持ちが、もし変わって……私ともう一緒にいれないって言われたら………」 ―――ッ!!? 私は驚いて、声が出せなかった。 そんな私を気にせず間髪をいれないで、こなたはすぐいつものこなたに戻った。 「なんてね~。ごめん、かがみ、ちょっとふざけて言ってみただけだから、忘れてネ」 そうやって笑いながら言うこなた。 でも、強がってるのが分かる。 そっか―――。 こなたも、私と一緒だったんだ―――。 その小さな身体の中に、いっぱい憂いを溜めていたのね……。 不安だったんだ。怖かったんだ。 そんな最愛の人を、安心させてあげたい。あげなくちゃいけない。 私に出来ることって、何があるだろ? そう思う前に、口が開いていた。 「ねぇこなた、私が一番欲しい物、もらっていい?」 「うんうん、良いよ~。今日は大奮発しちゃうよ~?」 「ありがと、こなた」 「それで、愛しのマイハニーの欲しいものは何かな?」 「それは……ね――――」 私とこなたの距離。 それを、0にした。 こなたの驚いた顔がすぐ近くにある。 こなたの顔の温度が伝わってくる。 少しして、私は後ろ髪を引かれる思いで、ゆっくりこなたから離れた。 「か、かがみ……?」 こなたはさっき以上に驚いた顔をしている。 「私は、こなたと一緒にいれるだけで、毎日が幸せで、ラッキーよ」 「え……?」 突然言った私の言葉を理解できていないこなた。 「私も、こなたと一緒だったのよ。 こなたに嫌われたらどうしようって不安だった。怖かった。 でも、こなたはそんなこと考えてなさそうなのに、 私がそんなこと考えるのって、こなたに失礼でしょ? だから、出来るだけ表に出さないようにしてたの」 「かがみ……」 「でも、こなたも同じってわかったら――」 これ以上は言わなくても、こなたならきっと分かってくれる。 「ねぇ、こなた、手繋ごっか?」 「もう仕方ないな~。もう、うさちゃんかがみはホントに寂しがりやなんだから~」 「うさちゃんとか言うな!」 「うひひ、可愛いうさぎさんが寂しがらないように、手を握ってあげますよ~」 そういって、こなたは私の手を握った。 こなたと繋がっている左手は、とっても温かかくて、心地よかった。 「こなた、いつも私の側にいてくれて、ありがとね」 「かがみも、私なんかと一緒にいてくれて、ありがと。ちゅっ」 一瞬だけど、また、こなたと私の距離が0になった。 「も、もう……き、キスするなら、ちゃんと言ってよね」 「ふふ、さっきかがみにやられたからね。お返し。やっぱりデレかがみは可愛いね~」 「バカ……。今度、覚えてなさいよ?」 握られた手から感じる、私たちの繋がり。 今、それはきっと他の誰のどんなものよりも強い。 ――――そう思ってもいいよね、こなた? コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦) それと明けましておめでとうございます! -- 名無しさん (2023-01-03 18 36 22)
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ある日の事だった。 今日もかがみが自分の体を気にしている事を私に漏らしていた。 かがみ「はぁ…また太っちゃったかなぁ?」 こなた「いやぁ、かがみんはこの位の量が丁度いいよ。」 かがみ「はぁ?何の話よ!?」 かがみがそういうと、私はすかさずかがみの後ろに回りこみ、かがみの胸を鷲掴みにした。 こなた「こことかね、ほら!」 かがみ「きゃっ…ちょっとこなた…やめなさいよ!!」 かがみはいつも期待通りの反応をしていた。 私はそのままかがみの胸を揉みまくった。 いつものように軽い冗談のつもりだった… 所が何だろう…段々変な気持ちになってくる。 かがみ「もう、いい加減にしなさいよ!やめてよ!!」 かがみの怒鳴り声でふと我に返り、かがみの胸から手を離した。 こなた「…ごめん、かがみ」 かがみ「あれ?今日はやけに素直ね。」 こなた「うん、私…教室に戻るね…」 そう言って教室に戻った。 今日は委員会の放課後会議だったので、帰りはかがみと別々だった。 結局あれから、かがみと顔を合わせていない。 つかさやみゆきと別れて一人になった後、ふと自分の手を見ながらグーパーを繰り返す。 こなた「何でだろう…私女なのに…」 考えてみれば自分以外の胸を触る事自体が初めてだった。 自分の手には未だかがみの胸の感触が残っている。 今まで触った事が無い、自分の胸には無い、予想外に柔らかい感触が… 興奮しているのか悔しいのか、よく解らない複雑な気持ちだった。 自分の部屋に到着し、気を紛らわそうとPCの電源を入れる。 そういえばお父さんから借りたエロゲーがあったな… そう思いプレイしてみると、ゲーム中さっきかがみにやった事とほぼ同じCGが現れた。 ディスプレイには男性医師が看護師の胸を後ろから鷲掴みしているCGが映し出されていた。 その瞬間、自分はかがみの事を思い出し、我慢できなくなってしまった。 PCを放置したまま、ベッドに倒れこみ、うつ伏せになって自分を慰めた。 こなた「あっ…うううう…ひゃっ…か…かがみん………」 左手を動かしながら、右の手でかがみの胸の感触を思い出しながら、自分の無い胸を撫で回す。 やがて悲しくなってきて、自分の胸から手を離し、自分の胸の前でかがみの胸を思い出しながら空気を掴む動作を繰り返した。 こなた「柔らかい…気持ちいい…かがみ…」 そんな事を繰り返している内に、悔しさや興奮が罪悪感に変わっていった。 そして急にかがみが恋しくなってきた。 かがみに会いたい! そう思い始めた直後、動かしていた手を止め、下着を替えて家を飛び出した。 かがみの家が遠く感じる… ようやく柊家に到着したものの、チャイムを押す勇気が無い。 かがみ「こなた?」 門の前で戸惑っていると、後ろからかがみの声が聞こえた。 振り向くと、そこにはまだ制服姿のかがみが居た。 丁度今学校から帰ってきた所みたいだった。 こなた「かがみ…会いたかったよ!…ごめん…ごめんね…」 かがみ「え?どうしたの?」 怒ってはいないみたいだった。 気が付くと私は泣いていた。 こなた「昼間、かがみの胸の件…」 かがみ「ああ、あれね。だって普段からこなたがしそうな事じゃない? それよりあの後急に教室に戻っちゃったからそっちを心配しちゃったわよ。」 こなた「かがみ、違うんだよ。私は、人としてやっちゃいけない事を…」 …かがみをオカズにして…自分の親友をオカズにして…うううう…」 気が付いたら私は滝のように大泣きしていて、もはや自分で何を言っているのか解らなくなっていた。 そんなこなたを見て、かがみは思わず笑い出した。 かがみ「ふふ、こなたって結構可愛い所あるんだね。小さいこなたには刺激が強すぎたかしら?」 こなた「…かがみん…ひどいよー!」 かがみ「酷いのはお互い様でしょ? …素直に言ってくれれば良かったのに。」 そう言いながらかがみは私の顔を胸に押し付けるように抱きしめてきた。 やっぱかがみの胸は柔らかいな… でも今度はさっきのような興奮は無くて、むしろ落ち着く。 性的興奮とか、悔しさ等は全く無く、母性を感じていた。 …お母さんってこういう感じなのかな? こなた「かがみ?おっぱいって凄いね。」 かがみ「ちょっ恥ずかしい台詞禁止!」 かがみが返事を返す頃には、既に私は眠っていた。 もう暫くこの温もりを感じていたい。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-01-06 08 06 04) この際、こなたのちっぱいを揉みしだくかがみとかも見てみたいな。 -- 名無しさん (2013-08-01 23 54 33) 他の方は『ひどい』と否定されますが、別にいいと思いますよ! -- 名無しさん (2013-07-27 20 58 06) 最後…何かホッとします #10084; -- 名無しさん (2013-07-27 20 55 56) こなた可愛い! -- 名無しさん (2013-07-09 21 50 24) コナタ LOVE 大好き -- 名無しさん (2013-06-09 09 15 14) 失礼ながら、自慰をするこなたが可愛く見えます -- 名無しさん (2012-10-03 18 32 37) こなた〜どんだけ〜? -- かがみんラブ (2012-09-25 20 15 59) こなたの発言にたいする かがみの心の広い行動に感動 -- 名無しさん (2010-08-23 17 05 43) ( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい! -- 名無しさん (2010-03-29 21 29 14) こなたは母親柔らかい胸の記憶が無いのでしょうね。その境遇が成長しても柔らかい包み込むような胸(母性の象徴)に惹かれるのでしょう。 -- kk (2010-03-02 00 26 16) なんてひどい 下ネタ自重しろ! -- 名無しさん (2010-03-01 17 32 39) 母性か・・・母親はやっぱり大事な存在。 気付いた時にはもうこの世にはいない。 生きているうちに親孝行すべきだな~。 -- 名無しさん (2009-12-13 03 21 19) ひどいような ひどくないような。 -- 名無しさん (2009-12-09 21 45 33)
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「ねえ、こなた」 学校でかがみは私に聞いてきた。 「な~に?」 「もうすぐあんたの誕生日でしょ?何か欲しいものってある?」 「おお!私へのプレゼントですか!」 「リクエスト聞いてやるのもいいと思ってね。何がいい?」 「う~ん…まあ、強いて言うなら~…」 「うんうん」 「かがみかな」 「…」 「もうすぐあんたの誕生日でしょ?何か欲しいものってある?」 かがみは一度リセットして、全く同じ事を聞いてきた。 「かがみ」 「…」 「…あ、ああ。鏡ね。立て掛けるタイプ?それとも壁に掛けるのがいい?」 「私、柊かがみが欲しいんだけど(かがみ机を叩く)ごめんなさい特に思い付かないかな」 「じゃあ…例えば、服とか」 「私、ファッション興味ないよ」 「本は?」 「好きな漫画は発売日にゲットするけどね。…言っとくけどラノベもらっても読まないと思うよ」 「…じゃ、ケーキとか」 「かがみ太るよ」 「関係ねえよ!!」 「私、欲しいものはいっぱいあるけどバイトしてるからだいたい買えちゃうんだよね~」 かがみは少し呆れている。 「まったく…じゃあ、どうすりゃいいのよ?」 「う~んそれじゃあ誕生日は~…『一日私の言うこと聞く!』で」 「ええぇっ!!?」 「…なんでそんないやいやなのさ」 「あ、あんたのことだから…なんか…変なことさせそうで不安なのよ」 「ぷー、せっかくかがみがリクエスト聞くからって言ったのに…これしかないよ、私が欲しいのは」 「…あんまり無茶な事とか、非人道的なことはさせないわよね」 「だいじょぶだよ、そんな大したことはさせないからさ」 「じゃあ…それならいいわよ」 かがみは少し不安な顔をしながら受け入れた。 (…ニヤ) そして、誕生日の当日。 「それで?私はまず何したらいいのかしら?」 私はカバンから、コス専用ウサ耳を取り出した。 「これ付けて写真とって」 「…なっ、アホかお前はぁ!!!?」 「え~~~!?かがみ誕生日なら何でも聞くって言ったじゃ~ん!いきなり私との約束破るの~?」 「…だからって、こんなの…!」 「耳だけじゃん。私がバイトでやってるコスプレなんてもっとすごいヨ」 「あんたと一緒にするな!!」 …しかし、結局かがみはしぶしぶ撮ることになる。 ふっふっふっ…今日のかがみから私へのプレゼントとは、私を一日中萌えさせることなのだよん☆ 「お姉ちゃん、もうちょっと笑ったほうが…」 「いやいや、恥じらいがある姿も萌えるんだヨ。特にかがみは」 「…うぅ…は、早く撮りなさいよ!!///」 カシャ。 「言っとくけど、他の人には見せちゃだめだからね!」 「しないよ。私はただ待ち受けに」 「するなぁっ!!!!」 「でも、結構カワイイよ、かがみ」 「…そうかな?」 「あっ。ゆきちゃん似合~う。カワイイ~!」 「そっ、そうですか?…私こういったものは始めてでして…」 「おおおお!ウサ耳ヘッドみゆきさん激萌え~~!!!写メ撮らせて写メ!!」 「…ぉぃ」 私はかがみのクラスに来た。 「かがみい~、ツインテール触らして~」 「なんじゃそりゃぁ!!?」 そしてまた、誕生日の名目で、かがみの髪で遊ぶ。 かがみは決して楽しそうな目はしていない。 「なんだぁ?なんか面白そうなことやってんなー」 そう言ってみさきちがかがみの方に寄ってきた。 が、かがみがキッと睨んできたため、「みゅ~~~~」と言いながら、あやのに頭をなでられている。 ちょっと不憫。 お昼休み。 「それで、かがみ、お弁当は?」 「はい。ちゃんと作ってきたわよ」 私は昨日、まず、かがみに弁当だけを頼んでおいた。 「おお~!つかさ弁当並に豪華じゃん!!」 「どう?私だって、やるときはやるわよ。」 「お姉ちゃん、朝5時に起きてがんばってたもんね~」 「ちょっ!ちょっとつかさあ!!」 「なんだかんだで私のために頑張ってくれるかがみん萌え」 「…うるさい、さっさと食べろ!」 私は弁当の卵焼きを頬張る。 「おいしいよ、かがみ!」 「えっ、…そ、そう…良かった、うふふっ」 素直に言われると喜んでしまうかがみ、いいねえ…このツンデレっぷりがたまらんのだよ。 午後、また私はかがみのクラスに来る。 「か~がみっ!」 そう言って私は座っているかがみの後ろから抱きついた。 「なっ…ちょっとぉ…」 「今日のかがみは私専用☆」 「ぐ…今度は何よ…」 「今度はねぇ…ん~と…私にちゅ~して!」 「えっ!!ええっ!!!さすがにそれはちょっとだめよ…!」 「え~…せっかくかがみは約束してくれたのに…」 私の声が弱くなる。 「今日さ…かがみにいろいろしてもらうの…私、すごく嬉しくて…楽しみにしてたのに…」 「…」 「でも、そうだよね、いきなりそんなことかがみは嫌だよね…ましてや私なんて…ごめん…」 「…分かったわよ」 「え?」 「し、してあげるわよっ!!それでいいでしょ!」 「え~?いいのぉ~!?」 ふっ…かがみんよ…もはや逃れることはできんぞ… 「はい、じゃあ、して!」 私はかがみの方に顔の横を向ける。 「…」 かがみは顔を赤く染めながら少しずつ私の頬に近づいてくる。 カシャ。 「…え」 「かがみのキス顔と~った♪」 「…!!!」 私は喜んで早々に教室から出ていった。 その後のかがみの表情は…知らない。 再び私はかがみの教室に来た。 「かがみ様~!」 かがみが机からゆらりと立ち上がって言った。 「ははは…さあ次は何すりゃいいのよこなた。ほら、言ってごらん」 「ちょ、ちょっと怖いですよかがみサン…」 そう言って私はわざわざパティに借りてきたネコ耳をしまった。こっちは諦めた方がいい… 帰りの電車の中にて 「はあ…今日はなんだかいつもより疲れたわ…」 電車の中で、私とかがみが座っている。 私は、かがみの肩に頭をのせて寄りかかった。 「ちょ、ちょっと…!」 「た~んじょうび~」 「うっ…///」 かがみは表情を変えないままずっと下を見ていた…顔を赤くして。私はその表情をずっと見ていた。 (んふ~、かがみんて、ほんとウブなんだから☆まったく、可愛いねぇw) 電車から降りて、駅から出た私たち。 「はい!」 私はかがみの方に手を出した。 「…何よ」 「手ぇつないで帰ろ♪」 かがみの目が点になった。 「…は?…はああぁぁ!!?」 「私の家に着くまでだからぁ~」 「それ以上何があるのよっっ!!!」 そう言ってかがみの手をとってほっぺたにすりすりした。 「ねえ~お願いかがみん♪私のお祝いにさ!」 「く…!……!!… …。」 かがみは観念したようだ…よしよし♪ 「恥ずかしいわよ…周りの人に見られてるじゃない…」 「そかな?皆、大して気にしてないみたいだよ~。私たちのこと姉妹だと思ってるんじゃないかな~?」 「…これ以上、姉妹なんていらないわよっ!!」 帰り道は、結構長い。 私はずっとかがみが真っ赤になってる顔を観察して、ニヤニヤしながら歩いた。 しかし、なんだかだんだんかがみの握る手が強くなってきた気がする… しかも、かがみの方が歩く速度が速くなってくる。 …ヤケを起こしたのか。もはや私からは手を離すことができなかった。 ちょっと、かがみサン、手。手、痛いデスヨ。 しかし、かがみはある種のオーラを発していて、話し掛けにくかった。 なんというか、「くそぅ…コイツいちいち私のカンにさわることばかりしやがってなんで私がこんなことしなきゃ いけないのよ誕生日だからって調子のってんじゃないわよ明日はどうなるか覚えてなさいよフフフ」的オーラを感じた。 …お、怒ってる。 あ、ちょっとかがみさんや、握る手がますます強くありません?このままじゃ私の手がミンチになりますヨ? こうして、私は萌えている余裕がなくなったまま手を引かれ、かがみはずんずん歩いていく。 ようやく泉家に到着。 かがみの顔はもうこれ以上ないというほどに真っ赤だった。 ようやく私は手を離す。もとい、離される。あ…手が白くなってる。 「やぁ~、とうとう家に着いちゃったねえ。でも楽しかったよ~。ありがとね、かがみん、良い誕生日だったヨ!」 「私はひたすら恥ずかしかったわ…」 「それじゃあね!かがみ!」 「あっ、ま…待って」 かがみが急いだようにカバンの中をごそごそと探す。そしてある小さな紙袋を取り出した。 かがみはその紙袋の中から、ネックレスを取り出した。 派手ではないけど、かといって地味でもないきれいなデザインのネックレスだった。 「…え?」 かがみは、私の首にそれを付けた。 「け、結構似合うじゃない…」 私はポカンとして、そのネックレスを見つめる。 「やっぱりさ…私、こうゆうプレゼントしたいなって思ったから…」 かがみが頬を指でかきながら、言った。 私の顔がぼっと赤くなった。 「じゃ、じゃあ…また、明日ねっ」 かがみは走っていった。 …ずるいよ…今日は私だけが、ただ、かがみに萌える日だったのに… 「こなた!」 私は突然の呼び掛けに返事もせず、呼ばれた方を向いた。 「誕生日… おめでとっ!!!」 かがみは少し照れくさそうな笑顔で言った。 「…」 かがみは走り去った。 「も…もぅ!最後にこんな風になるなんて悔しい…今度、かがみのほっぺにいきなりちゅーしてやる…」 私は顔を赤くしたまま家の中に入っていった。 コメントフォーム 名前 コメント GJ! -- 名無しさん (2022-12-21 22 35 13) 二人が可愛すぎる。くやしい!ビクンビクン -- 名無しさん (2009-12-08 19 51 39) やっぱ、楽しくて、かつ萌えるSSっていいなあ。 -- 名無しさん (2008-06-20 01 32 12) 二人ともカワイイなぁおい! ごちそうさまでした (*´Д`) -- ハルヒ@ (2008-05-28 23 20 35)
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『答え』~こなた~ あの日の夜、 かがみに告白しようと決心した。 そして迎えた月曜日。 「・・・いつ告白しようかな。」 やはり放課後に体育館裏とか屋上? ベタだが今の私にはこれくらいしか思いつかない。 ふっと時計を見る。 そろそろ家を出なければ電車に遅れてしまう。 私は急いで準備をし、家を出る。 いつものように駅前ではかがみとつかさがいた。 「こなた!遅いじゃないの!もうすぐ電車出ちゃうわよ!」 「ごめん・・・」 「なんだか元気が無いけど・・・どうかしたの?」 「ん?なんでもないよ?」 「そう?ならいいんだけど・・・」 一応感付かれないように振舞った。 関係ないけど今日も空気だね・・・つかさ そしていつも通り学校まで向かう。 私は隣にいるかがみばかり見ていた。 (どうやって告白しよう・・・?) かがみの見つめながら考えていた。 (やはり普通に『好き』というのが一番かな・・・) 少なくても何かネタに走るのだけはいけない。 またなんか変な子といってると思われても困るし・・・ ・・・断れたらどうしよう というか普通に考えたら断られるよね・・・ 真面目なかがみだもん。 同性に恋愛感情を持つなんて考えにくい。 ・・・でも それでも自分の気持ちを伝えるんだ・・・ 昨日、そう決心したから・・・ そうして私たちは学校に到着した。 いつも通りの、それでいて私にとっては、 覚悟を決めた一日が始まる・・・ 私は授業中どうやってかがみを体育館裏に呼び出そうか・・・ そればかり考えていた。 少しぼーっとしていたのかもしれない。 「それじゃあここを・・・泉!」 「・・・」 「泉!」 「・・・ぁ」 「どないしたん?」 「ぁ・・・なんでもないです。すいません。」 「そうか。ならいいわ。教科書の243ページの13行目から呼んでくれや。」 「はい。」 授業の後・・・ 「おい。泉。」 「なんですか?黒井先生?」 「お前なんか悩み事でもあるのか?」 「いや・・・特に無いです・・・」 「そうか。」 「はい」 「まぁ何か悩みがあったら遠慮なくいいな。」 「分かりました。ありがとうございます。」 そんなやり取りもあったが結局ずっと悩んでいた。 結局昼休みの間にかがみに直接「放課後に体育館裏に来てほしい」 そう伝えることにした。 そして4時限目 授業は終わりに差し掛かった。 一応考えはまとまったので、 これといってぼーっとすることも無かった。 そして授業は終わった。 お昼休みである。 一応つかさやみゆきさんに聞かれないように、 かがみを呼びに行くことにした。 「かがみん~」 「おぉこなた~」 「お昼ごはん一緒に食べよ~」 「おー分かった。ちょっと待ってて。」 「分かった。」 そしてかがみと一緒にクラスに向かう。 チャンスは今しかない。 (あぁ・・・なんかすごくドキドキする・・・) 別に告白するわけじゃないのにすごくドキドキする。 今こんなんだったら告白する時どうするの私! と・・・とにかく言わなきゃ・・・ 「「あ・・・あのさ」」 同時に両者から言葉が出た。 「あぁ・・・かがみからどうぞ」 「いや・・・こなたからどうぞ」 よく分からない会話が成り立った。 このままではgdgdになってしまって、 かがみに言うことができない! 少し沈黙ができる。 「んで?なに?こなた。」 会話を切り出したのは、かがみだった。 言ってしまおう。 「あのさ・・・かがみん。」 「ん?」 「今日の放課後さ、体育館裏に来てほしいんだけど・・・」 言った。 かがみはどんな反応するんだろう。 「分かったわ。」 うん。その反応じゃないと困ってしまいます。 「かがみは何?」 「いや、私はやっぱいいや。」 「そうかぁ~」 「じゃあ皆でお弁当食べようかぁ~」 「あんたはどうせチョココロネでしょ?」 そしていつも通りのお昼休みを過ごす。 5,6時限目はどんな言葉で告白しようかと考えていた。 素直に好きということにしたが、 どうやってその展開に持っていくか・・・ 悩んでも思いつかない・・・ その場の雰囲気に任せるか・・・ 一応決まった。 とりあえず授業に集中しないと・・・ そしてHRが終わった。 私は速攻で体育館裏に行った。 かがみが来るまでに心を落ち着けておかないと・・・ 「・・・遅いなぁ。」 私が着てから30分。 なんだか長く感じる・・・ 「こなた。」 「・・・あ。」 「『・・・あ』じゃないわよ。あんたが呼んだんでしょ。」 どっかで聞いた台詞だがそんなことはどうでもいい。 「あ・・・あのさ・・・」 「かがみんってさ・・・」 「ん?」 「同性愛とかってどう思う?」 「え?なんで?」 「いいから答えて。」 「わ、私は別に愛があれば性別は関係ないと思う。」 「そうか・・・」 思っていた反応と違う・・・ でも一番気になっていた、 かがみが同性愛についてどう思っているかが分かった。 よし。 覚悟を決めて・・・ 「かがみ。」 「ん?」 ドキドキする・・・ 自分でもどんどん心拍数が上がっていくのが分かる・・・ ドクドクと音が聞こえる。 「あ・・・あのさ・・・」 「私・・・かがみのこと好き!」 言ってしまった・・・ 恥ずかしい・・・ 恥ずかしすぎてかがみのこと見ていられない。 必然的に頭が下に向く。 目線がかがみの足にいく。 「こなた」 かがみの声が聞こえる・・・ 「あのね・・・」 「私もこなたのこと好きだよ。」 「え・・・?」 「私も今日こなたに告白しようと思ったの。」 「・・・」 何故か涙が出る。 嬉しくて涙が出る。 嬉しすぎてその後の会話は忘れてしまった。 「かがみ・・・」 「こなた・・・」 私はかがみを見つめる。 かがみも私と同じように真っ赤だった。 そして抱きしめあう どれくらいの間抱き合っていたか分からない。 でも覚えていることは、、 かがみは暖かかった。 かがみはいい匂いだった。 そしてお互いに見つめあい、 そして・・・ キスをする。 かがみの唇は柔らかく、 キスの味は何物にも例えられないほど甘かった。 唇と唇が離れる。 そしてもう一度抱き合った。 そして・・・ 「そろそろ帰ろうか?」 「そうだね。少し暗くなったし。」 私たちは校舎内に戻った。 しかしそこには人影がない。 「おかしいわね。」 確かにおかしい。 かがみと私がいないなら探していると思ったが・・・ そう思っていると、後ろから、 「わっ!」 「うわぁ!」 「なんだぁつかさかぁ~」 つかさだった。 「どうしたの?つかさ。」 「つかさ先輩だけじゃないッスよ。」 つかさの後ろからひよりんとパティが出てきた。 「どうしたの?三人とも。」 なんだか変な空気が漂う。 ま・・・まさか? その静寂の時を待っていたかのように、金髪の欧米人が攻撃を繰り出す。 「Oh!コナタ!見させていただきましたよ!」 やっぱり・・・ 「「・・・見てたの?」」 「もちろんだよお姉ちゃん。」 「いやぁつかさ先輩になんだか先輩たちの様子が変だと聞いたので・・・」 「こっそりついていったらコナタたちが・・・ねぇ。」 まさかあんな恥ずかしいシーンを見られていたとは・・・ 顔が真っ赤になる。 おそらくかがみもだろう。 というかつかさめぇ~空気の癖にぃ~ 「頼むからみゆきさんには内緒に・・・」 「でもそんなの関係ねぇ♪もうメールしちゃったよ。」 orz つかさめぇ~空気のk(ry まぁそんなこんなありながらも、 私とかがみは互いに思い続けていて、 今日めでたく結ばれましたとさ。 その次の日から周りの人からの質問の嵐だったのは いうまでもない・・・というか半分生き地獄でした。 なぜか黒井先生泣いてたし。 とにかく私は今、幸せです。 終わり コメントフォーム 名前 コメント 黒井先生www -- 名無しさん (2024-05-11 23 13 39) GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-03 06 50 09) 面白かったです~。結末が何ともいえないww(いい意味で) -- 柊ただお (2008-10-19 01 55 49) よかったッス(^^) -- 名無しさん (2008-06-24 23 48 32) つかさ空気嫁w -- ハルヒ@ (2008-06-17 23 24 42) その人が幸せなら性別なんか 関係ないってことが伝わってきます -- 葵 (2008-06-16 15 43 20) つかさめ調子に乗りやがって・・・・ -- 名無しさん (2008-06-16 01 29 55) いい話でした。GJ!! -- 名無しさん (2008-06-16 00 51 27)
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もともと、泉こなたと柊かがみは仲の良い友人であった。 だが、いつからかこなたはかがみに、よく懐くようになった。 こなたにとってかがみは、かけがえのない存在になっていた。 とある日の朝。 こなたとかがみは手を繋いで登校している。 こなたは、とても嬉しそうに笑っていて、まるで子供のようだった。 そんな様子を見て、つかさは微笑ましく思うのだった。なごむ。 学校に到着する。 こなたとかがみはクラスが違うため、ここで離れなければならない。 「かがみ…」 こなたがとても寂しそうな顔をする。 「休み時間になったら必ず行くから…それまでおとなしくしてなさいよ」 こなたの頭をなでる。 「うん…」 「じゃあね」 こなたは寂しそうにしながら、かがみの後ろ姿をずっと見ていた。 授業が始まる。 こなたは、かがみのことが恋しくて仕方なかった。 寂しくて悲しくて、涙がこぼれてくる。 「うっ……うぅ……………」 「どうしたの、こなちゃん…大丈夫?」 つかさが小さな声で聞いてくる。 「ふえっ、…ふぇぇ…………うっ、うっ………………うえ~~~~ん!!!!!」 こなたが泣き出した。 まるで突然親から引き離された子供のように泣き始めた。つかさはどうしたらいいのかとおろおろする。 「ど、どうしました?泉さん?」 「かがみに会いたいよぉ~~~!!!」 「…」 「かがみがいないと…くすん、くすん……寂しいよぉ…」 その時間、つかさとみゆきは必死にこなたをなだめていた。 つかさの用意したかがみの写真が特に効果があったようだ。 休み時間になって、かがみがB組に来た。 つかさとみゆきは、安堵した。二人はひどく疲れていた。 「かがみぃ!!」 こなたの顔がぱあっと明るくなって、かがみの方にとてとてとやってくる。 かがみに抱きついて胸にすりすりと顔を寄せる。 「かがみぃ~~会いたかったよぉ~~~~……」 かがみは苦笑しながら、こなたの背中をなでてあげる。 「ふふっ…ちゃんといい子にしてた?」 「うん!」 つかさとみゆきは苦笑した。 かがみは、手をつないであげる。 こなたは「えへへ…」と笑い、とても嬉しそうにした。 つかさとみゆきはなごんだ。 やがて、チャイムが鳴る。 「あ、ごめんねこなた。そろそろ教室に戻らなくちゃ」 手を離して教室から出ていこうとするかがみ。 「やぁ~~!!」 かがみの腕にすがりついてくるこなた。 「も、もう行かなきゃいけないの!ね?こなた、分かって…」 ぶんぶんと頭をふって嫌がるこなた。 仕方がないので、つかさとみゆきに押さえてもらって、ようやくこなたから離れることができたかがみ。 かがみが出て行こうとすると、「かがみぃ~~かがみぃ~~」と言いながら、手をのばして名前を呼ぶこなた。 「ごめんね、授業が終わったらすぐに行くからね」 次の授業でも、やはり、こなたは泣き始めた。 「うえ~んうえ~ん、かがみぃ~~~」 当然、授業にならない。 そこでつかさとみゆきは、こなたをなだめる為に、話をしたり、つかさのギャグで笑わせようとしたり、 お菓子を食べさせたり、漫画を読ませてあげたり、かがみと電話で話させたり、つかさお手製かがみん人形を抱かせたりと、尽力した。 お昼休み。 つかさとみゆきは疲労困憊でぐったりしている。 そして、お昼ご飯を食べる4人。 こなたはいつも通りチョココロネをはむはむとかじっている。 その途中でこなたの手が止まる。 こなたは指を加えて、かがみのお弁当をじーっと見ている。 「…どうしたの?こなた」 「かがみの作ったおべんと食べたい……」 「もう、しょうがないわね…じゃあ、少しだけよ」 「やったあ!」 「はい、あーんして」 「あーん」 こなたはとても嬉しそうに口を開ける。 かがみはそんなこなたの様子にクスッ、と笑い、お弁当のおかずをこなたに食べさせてあげた。 「どう?おいしい?」 「うん!とってもおいしいよ、かがみっ!」 こなたは満面の笑みで言った。 そんな光景にクラス中がなごむ。 午後の授業が始まる。 「うっ……うっ、ぐすんぐすん……ふぇえ…………ひっく、ひっく」 午後の授業になっても、やっぱりかがみが恋しくて泣いてしまうこなた。 つかさやみゆきがいくら手を尽くしても、いっこうに泣き止む気配はなかった。 「うっ、うっ…ぐすん、ひぐ……ぇうう……」 いつまでも泣きやまないこなたに黒井先生が言った。 「泉!いいかげんにしーや!!」 「ぐすん…だって……だって……かがみがいなくてさみしいんだもん……!」 「柊姉はクラスが違うんや!!無理言うなや!!!!」 「!!!……………………ふえっ、ふぇ……ふえぇ…!!!」 「びえええええええええええ!!!!!!!!!」 こなたは大泣きしだした。 クラス中の生徒から白い目で見られる黒井先生。 「かがみぃ~~!!!かがみぃ~~!!!」 こなたはひたすらかがみを呼びながら泣き続ける。 そこで、つかさはある行動をとった。 自分の髪を二つに分けてリボンでまとめる。 「ほ、ほ~ら、こなちゃん、私はかがみよぉ~~~」 「……」 涙目で見つめるこなた。 「…こなた、宿題はやってきたの!?」 「……」 涙目で見つめるこなた。 「べっ、別にこなたのためにやったんじゃないからねっ!」 「……」 涙目で見つめるこなた。 「あっはは~、パン工場~」 「……」 こなたの肩が震えはじめた。 つかさは固まっている。 仕方なさそうに、みゆきが言った。 「…かがみさんを呼んできますね」 「私がふがいないばかりに……面目ねえ……」 そんなわけで仕方なく、かがみが急遽C組から連れてこられた。 orz ←つかさ 今はこなたの席に座り、かがみは泣きやまないこなたを抱っこしてなだめている。 「くすん…くすん…」 「よしよし……もう大丈夫だからね……」 こなたはかがみにしがみついている。かがみは頭を優しくなでて抱きしめる。 「よーしよし」 泣いているこなたをあやす様子は、まるで泣く子をあやすお母さんのようだった。 クラス中がなごむ。 かがみが優しく聞く。 「もう…一体どうしたのよ…?」 「黒井先生がいぢめる…」 「!!!」 「そ う」 かがみは、頭をゆっくり…ゆっくりと持ち上げ、黒井先生の方を見る。 笑顔だった。 〈殺意の込もる〉笑顔だった。 それは誤解や~!という声は意味をなさず、 かがみは、一言も発さず、ゆらり、と立ち上がる。 その時、クラス中の誰もが思った。 今 日 が 黒 井 先 生 の 最 終 回 だ と !!! だが。奇跡は起こった。 「かがみだいすき…」 俯いてるこなたが、ぼそっと呟いた。 かがみは、こなたの席の所に戻った。 「…ありがとね。私も…大好きよ…」 こうして、黒井先生は生き長らえることができた。寿命は縮んだけど。 その後も、こなたはずっとかがみに抱きしめられていた。 「かがみぃ…」 「なあに?」 「…かがみ…あったかくて…いいにおい……」 「…眠くなっちゃったのね」 こなたの長い髪を優しくなでる。 「……うん」 こなたが弱々しく応える。 「じゃあ、お昼寝しよっか。子守唄歌ってあげるから…」 「うん…」 「ねーんねーんころーりーよー、おこーろーりーよー」 子守唄を歌うかがみ。 その優しい歌を聞きながら、こなたの瞼が少しずつ閉じられていく。 やがて、抱っこされているこなたはそのまま眠りについた。 「すう……すう………」 子供のように、かがみにしがみついて寝息をたてるこなた。 クラス中がなごむ。 黒井先生が言った。 「ふう、やっとこさ眠ったか…柊姉はもうC組に戻ってえーよ」 「え…でも、こなたが…」 「ははは、大丈夫やって!こいつ昨日も遅くまでネトゲに勤しんでたんや。授業終わるまでぐっすりや」 かがみはC組に戻っていった。 数分後、こなたが目覚めた時、B組が大変なことになったのは言うまでもない。 それから後日。 かがみは、B組に変わった。 思わぬ所で、かがみの念願が果たされたわけだ。 よかったね。 だだっ子こなたん・保護者のかがみん~お前…唇で教育が必要か?~へ続く コメントフォーム 名前 コメント GJ!!笑 -- 名無しさん (2023-05-02 00 34 49) ...よかったね。 -- 名無しさん (2023-02-13 03 12 29) 爆笑した -- ブレイブ (2012-12-25 14 34 24) 面目ねぇて 随分漢らしくなったなw -- 名無しさん (2012-12-25 07 59 46) いやはや何たるカオス…色々な壊れっぷりが素晴らしい。 -- 名無し (2010-05-31 00 38 28) この混沌とした全ての状況をなごんだ…で済ますこのクラスって、一体…。 -- 名無し (2010-04-27 18 41 47) こなたかわいいよこなた ”今 日 が 黒 井 先 生 の 最 終 回 だ と !!! ” わらっちまったヴぁ -- 名無しさん (2009-11-08 23 30 08) なごんだ・・・でOKなクラスっていったい・・・ もはやオタクこなたは陰も形もないwでもそこもいい! つかさ毎回ドンマイ。 -- 白夜 (2009-10-14 00 36 07) このこなたなら……同じクラスになれば普通に頭撫でたりできるのでは…? -- 名無しさん (2009-08-28 00 45 08) なごんだよりも、よかった。黒井先生殺されずに済んでww -- 名無しさん (2009-08-20 23 22 02) これを読むと…なんだか自分の甥っ子を思い出します…? -- 名無しさん (2009-05-05 17 59 21) なごんだにふいたww -- 名無しさん (2008-09-26 00 10 49) 私もなごんだ//// -- ハルヒ@ (2008-09-16 23 34 24) こなたいいなあー… -- 名無しさん (2008-08-14 12 40 22) 面目ねぇWWWつかさWW -- 名無しさん (2008-08-14 01 30 23) つかさの努力が健気w -- 名無しさん (2008-07-13 23 43 46) 「かがみぃ…」で萌え死んだw -- 名無しさん (2008-07-13 23 37 45) さすが!絶妙な壊れ具合w 俺の糖尿病どうしてくれるんだ -- 名無しさん (2008-07-08 23 46 00) はちゃめちゃだが、いい!! -- 名無しさん (2008-07-08 23 05 37) 面白すぎるww あなたの作品大好きだw -- 名無しさん (2008-07-08 20 27 53)